最新記事

ウクライナ情勢

31回目のウクライナ独立記念日を狙って、堂々と攻撃を企むロシア

2022年8月22日(月)16時06分
キャサリン・ファン
ロシア軍

ロシア軍が大規模な攻撃を計画中 ALEXANDER ERMOCHENKOーREUTERS

<8月24日はソ連からの独立を宣言した、ウクライナにとっては記念すべき日。その日にミサイルシステムを使った「大規模な砲撃」を計画するロシアと、それに協力するベラルーシ。そして阻止できない諸外国>

ウクライナにとって8月24日は、1991年に崩壊直前のソ連から独立を宣言した記念すべき日。同国の情報機関によれば、今年31周年を迎えるこの日、ロシア軍はS300地対空ミサイルシステムを使った「大規模な砲撃」を計画しているという。

ウクライナのNGO「戦略コミュニケーションセンター」は、ミサイルを含む重火器を搭載したロシア軍の複数の列車がウクライナ国境付近に向けて移動を開始しており、独立記念日直前の20日までに到達する予定だと指摘。ウクライナ軍も反撃への備えを進めている。

ウクライナ側は、ロシア軍の作戦に隣国ベラルーシも協力していると主張する。ベラルーシのルカシェンコ大統領は一貫してロシア寄りの姿勢を取っており、これまでもロシア軍が自国の領土からウクライナに向けてミサイルを発射するのを容認してきた。

バイデン米政権はベラルーシの対応を厳しく非難しているが、大規模な衝突を阻止する力はなさそうだ。

【関連記事】【映像】ロシアの地対空ミサイル、Uターンして発射地点へオウンゴール?

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

独ZEW景気期待指数、2月は58.3に悪化 市場予

ワールド

米・イランがジュネーブで間接協議、軍事演習でホルム

ワールド

J・ジャクソン師死去、米公民権運動の指導者

ビジネス

印マルチ・スズキ、初の国内向けEV発売 バッテリー
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 2
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したスーツドレスの「開放的すぎる」着こなしとは?
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 5
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 6
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 7
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 8
    アメリカが警告を発する「チクングニアウイルス」と…
  • 9
    フロリダのディズニーを敬遠する動きが拡大、なぜ? …
  • 10
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 7
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中