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米中間選挙、開票進む 上院は共和党が優勢、下院は民主党が若干リード

2018年11月7日(水)13時37分

11月7日、6日に投票が行われ現在開票作業が進む米中間選挙では、下院の435議席すべてと上院100議席のうち35、そして50州のうち36州の州知事職などが争われる。写真はカリフォルニアの投票所(2018年 ロイター/Mike Blake)

6日に投票が行われ7日に入り開票作業が進む米中間選挙では、下院の435議席すべてと上院100議席のうち35、そして50州のうち36州の州知事職などが争われている。

日本時間午後1時27分現在の選挙結果は以下の通り。

●上院

共和党49議席:民主党34議席(非改選:共和42議席:民主23議席)

●下院

共和党113議席:民主党122議席(改選前:共和235議席:民主193議席、空席7議席)

(データは選挙結果を集計する第3者機関ディシジョンデスクHQ提供)

民主党が下院の過半数を奪還するには、現在の195議席を維持しつつ、共和党から23議席を奪う必要がある。

各州から2議員が選出される上院では、今回の改選で民主党が防衛すべき現有議席は24。共和党から過半数を奪うためには2議席増やす必要がある。民主党にとって、特に困難な戦いが予想されていたのはウェストバージニア、インディアナ、ノースダコタ、モンタナ、ミズーリの5州で、いずれもトランプ大統領が勝利を収めた州だ。

今回の中間選挙で、上下両院のどちらかでも過半数を奪えれば、民主党はより効果的にトランプ大統領の政策に反対することが可能になるほか、トランプ政権に対する調査に着手する機会も生まれそうだ。

*情報を更新しました。

John Whitesides

[ワシントン 6日 ロイター]


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