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中間選挙で「トランプ化」した共和党 移民攻撃に同調

2018年11月4日(日)13時24分

共和党関係者の多くは、ここ数週間のうちに複数の選挙区で情勢が好転したことから、戦略の転換によって上院の過半数を維持できるチャンスが広がったと話している。

NRCCの広報担当ディレクターを務めるマット・ゴーマン氏は、「民主党が権力を握れば、彼らの極左の暴徒たちが、国家の機能不全を加速させ、経済成長を徐々に停止させてしまう」と語る。

共和党の戦略に詳しい関係者によれば、現在の同党の選挙戦略は、共和党を支持する有権者の社会的な価値観に訴え、民主党候補への乗り換えを防ぐことにあるという。その際にトランプ大統領が文化を巡る争いに慣れていることを利用するのだという。

ペンス副大統領の元側近マーク・ロッター氏は、トランプ大統領が持つ「鍵となるメッセージやテーマを見極め、それを話題にして、有権者にどのような影響を与えるか判断する能力」を称賛する。

だが、トランプ路線を行き過ぎると、政治的リスクが伴う。昨年、バージニア州知事選が近づくなかで、共和党のエド・ギルスピー候補の選挙運動では「移民ギャング」への警告がどんどん強まっていった。だが郊外の有権者はこれに惑わされず、ギルスピー氏は完敗を喫した。

郊外の比重が高い選挙区の共和党下院議員候補の多くが、選挙期間中、トランプ大統領との距離を保とうとしているのは、もっぱらこうした理由によるものだ。

それでも、こうした共和党の穏健派候補の多くは、来週の選挙で民主党候補に議席を譲ることになりかねない。これはつまり、長期的に見れば、過半数を占めているか否かにかかわらず、共和党の連邦議会議員はこれまで以上に大統領との連携を強めることを意味している。

(翻訳:エァクレーレン)

James Oliphant
[ワシントン 29日 ロイター]


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