最新記事

銃乱射

【銃乱射】トランプ支持の白人労働者層でも銃規制支持が多数派に

2018年2月21日(水)17時00分
グレッグ・プライス

それでも、トランプ政権は2月19日、バックグラウンド・チェックの改善を支持する意向を示した。ホワイトハウスのサラ・ハッカビー・サンダース報道官は、「議論は継続中だが、大統領は政府のバックグラウンド・チェック・システムの改善を支持している」と述べた。

フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で2月14日に起きた銃乱射事件では、17人が犠牲になった。当局によれば、19歳のニコラス・クルーズ容疑者は、事件に使用したAR-15型半自動ライフル銃を合法的に購入していたという。

フロリダ州議会はこの事件を受け、銃を購入できる年齢を引き上げる新法を検討している。また、高校生たちが全米で抗議活動を展開し、銃乱射を防ぐ道を探るよう議員に求めている。

銃規制強化の最大の抵抗勢力であるNRAにも逆風が吹いている。テキサス州ダラスで5月に開催する予定だった毎年恒例の銃の展示会を「不適切」として市当局に断られたのだ。

(翻訳:ガリレオ)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

フィリピン中銀、8月利下げの可能性示唆 年内2回予

ワールド

マクロスコープ:自民党の混乱、夏以降の経済に影響懸

ワールド

クラゲ大量発生でフランスの原発停止、温暖化で水温上

ワールド

米中、関税休戦90日間延長 トランプ氏が大統領令「
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    産油国イラクで、農家が太陽光発電パネルを続々導入する切実な理由
  • 2
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客を30分間も足止めした「予想外の犯人」にネット騒然
  • 3
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた「復讐の技術」とは
  • 4
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 5
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 6
    なぜ「あなたの筋トレ」は伸び悩んでいるのか?...筋…
  • 7
    「靴を脱いでください」と言われ続けて100億足...ア…
  • 8
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 9
    【徹底解説】エプスタイン事件とは何なのか?...トラ…
  • 10
    「古い火力発電所をデータセンターに転換」構想がWin…
  • 1
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 2
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 3
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 4
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 5
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 6
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 7
    職場のメンタル不調の9割を占める「適応障害」とは何…
  • 8
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 9
    こんなにも違った...「本物のスター・ウォーズ」をデ…
  • 10
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 10
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中