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サイバー攻撃

スマート家電を狙う新型ボットネットの脅威

2018年2月7日(水)18時00分
アンソニー・カスバートソン

サイバーセキュリティー対策の大手マカフィー社の創業者ジョン・マカフィーは、近い将来「サイバー版の原子爆弾」が生まれる前兆かもしれないと警告した。「さまざまな脆弱性が存在するのは明らかで、そうした脆弱性が大規模に利用されてもおかしくない」

人工知能(AI)がサイバー能力を飛躍的に向上させる可能性はこれまで以上に高まっており、サイバー攻撃はより頻繁かつ高度になる。技術の進歩につれてツールとスキルの市場も拡大し、カネさえ出せば誰でも強力なサイバー攻撃能力を手にできるようになる。その結果、サイバースペースの「軍事化」が進み、国際社会の安定に深刻なリスクをもたらす。

「超大型ハリケーン」に備えて対策を急がなければならない。

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[2017年12月26日号掲載]

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