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英ハモンド財務相への首相交代論、保守党内で浮上

2017年6月26日(月)09時00分

6月24日、英紙サンデー・タイムズによると、保守党の主要議員の間で、メイ首相に代わりハモンド財務相を首相にし、EU離脱交渉のかじ取りを任せるべきとの動きが出ている。ロンドンで20日撮影(2017年 ロイター/Stefan Wermuth)

英紙サンデー・タイムズによると、保守党の主要議員の間で、メイ首相に代わりハモンド財務相を首相にし、欧州連合(EU)離脱交渉のかじ取りを任せるべきとの動きが出ている。

メイ氏は今月8日の総選挙で過半数割れに追い込まれ、北アイルランドの少数政党との連立協議をなお続けている。

選挙戦で脇役を担わされたハモンド氏は、新内閣で留任しないとみられていたが、選挙結果が振るわなかったことを受け、あらためて脚光を浴びている。

サンデー・タイムズによると、内閣の複数の主要メンバーは、ハモンド氏が暫定的に首相に就任し、EUから正式に離脱する2019年まで政権を率いるべきだとの考えを示した。

また関係筋によると、副首相にはデービスEU離脱担当相を推す声があるという。

[ロンドン 24日 ロイター]


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