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殺害した母親の頭部を持った男、米スーパーに押し入る

2017年5月17日(水)16時27分

5月16日、米オレゴン州の当局は14日、自分の母親を殺害し、切断した頭部を持ってスーパーマーケットに押し入ったとして、ジョシュア・リー・ウェッブ容疑者(36)を殺人などの容疑で訴追した。提供写真(2017年 ロイター)

米オレゴン州のスーパーマーケットに血まみれの男が侵入し、多数の買い物客の目の前で店員をナイフで刺して負傷させるという事件が起きた。男はナイフのほか、殺害した自分の母親の頭部を持っていた。地元当局が明らかにした。

殺人と殺人未遂の容疑で訴追されたのは、ジョシュア・リー・ウェッブ容疑者(36)。ウェッブ容疑者は14日に母親のティナさん(59)を殺害した疑いがもたれている。この日は「母の日」だった。

一方、刺されたスーパーの店員(66)は病院に搬送され、地元の保安官事務所によると回復に向かっているという。

地元の報道によると、ウェッブ容疑者は14日朝、ティナさんの頭部を持ってオレゴン州エスタカーダにあるスーパーマーケットに押し入った。店は逃げ出す客でパニックになったという。

保安官事務所によると容疑者は店員らによって取り押さえられた。また同じころ、通報を受けた警察が容疑者宅に駆け付けたところ、死亡しているティナさんを発見した。

警察は容疑者の動機など詳細について明らかにしていない。

[16日 ロイター]


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