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トランプ政権、ISIS掃討へ最大1000人の予備部隊を検討

2017年3月9日(木)09時42分

3月8日、米当局者がロイターに明らかにしたところによると、トランプ政権は過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いの予備部隊としてクウェートに最大1000人の米軍兵士を派遣することを検討している。イラクの米軍基地で1日撮影撮影(2017年 ロイター/Azad Lashkari)

米当局者がロイターに明らかにしたところによると、トランプ政権は過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いの予備部隊としてクウェートに最大1000人の米軍兵士を派遣することを検討している。

この案の支持者は、予備部隊を派遣すれば現地の米軍司令官は想定外の事態に一段と迅速かつ柔軟に対処することが可能になるとしている。

また、クウェートの予備部隊をシリアやイラクに展開するかを巡る最終的な判断を現地の司令官に委ねることになる。

ある当局者は「選択肢を用意することが狙いだ」とし、予備部隊の展開はクウェートの既存米軍部隊とは異なると強調した。

マティス国防長官がこの案を支持しているかどうかは明らかでない。

国防総省のデービス報道官はコメントを控えた。

[ワシントン 8日 ロイター]


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