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オバマ、バイデン副大統領に最後のサプライズで勲章を授与

2017年1月13日(金)18時48分

1月12日、オバマ米大統領は、8年に及ぶホワイトハウスでの功績をたたえ、米国で文民最高位の勲章となる「大統領自由勲章」をバイデン副大統領に授けた。写真は勲章を授与されたバイデン副大統領が涙を抑える様子。ホワイトハウスで撮影(2017年 ロイター/Yuri Gripas)

 オバマ米大統領は12日、8年に及ぶホワイトハウスでの功績をたたえ、米国で文民最高位の勲章となる「大統領自由勲章」をバイデン副大統領に授けた。授与について全く知らなかったというバイデン氏は驚き、感動した様子を見せた。

 オバマ大統領は、サプライズで行われた式典で、親しい友人でもあるバイデン氏を「素晴らしい男」とたたえ、「この8年間、この上なく献身的で、有能なパートナーだった」と述べた。

 バイデン氏は、自身がこの「賞にふさわしくない」としながらも、約20分間の即興スピーチでオバマ大統領に感謝し、家族をたたえた。

 バイデン氏は、息子のボー氏が病気の時にオバマ大統領が金銭的な援助を提供してくれた逸話も紹介。ボー氏は2015年、脳腫瘍のため46歳で死去した。

 式典には、ミシェル・オバマ大統領夫人や2人の娘も出席した。

[ワシントン 12日 ロイター]


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