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ナノセンサーは人類に大きな成果をもたらす? 脳と機械を接続する「スマートダスト」

2016年9月4日(日)14時35分
ケイト・ローレンス ReadWrite[日本版]編集部

「考えていることは、ニューラルダストを体のいたる所に埋め込み、その箇所に超音波を送るパッチをあてることでダストからの情報を受信するといったものだ。最終的には、体に埋め込まれた複数のダストから1つのパッチを通して個別に、または、すべてから同時に情報を吸い上げるような形になるだろう」と、電気および情報工学の院生 ドンジン・セオ氏は言う。

 ニューラルダストが一般的なものになるうえで最大の障壁は、おそらく手術移植が必要になるという点だろう。将来、ニューラルダストを嚥下か吸引で取り込むことはできるようになるのだろうか? 我々の消化器官のつくりを考えるとなかなか考えにくいことだが、面白いアイデアではある。

 遅かれ早かれセンサーはより小さくなっていき、中央神経や脳内にこれらが入るようになれば、ある健康上の問題を抱えている人たちにとって生活が変わるような影響を与えることになる。まだ少々先の話だが、これまでの研究成果からいっていずれは現実となることだろう。

 

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