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トルコのエルドアン大統領、連続テロ爆発を「ギュレン教団が加担したPKKの犯行」と批判

2016年8月19日(金)20時01分

8月18日、トルコ東部で18日までの2日間で警官や兵士を狙った爆弾攻撃が3件相次ぎ、少なくとも10人が死亡、約300人が負傷した。写真はエルドアン大統領。アンカラで10日撮影。第三者提供(2016年 ロイター)

 トルコ東部で18日までの2日間で警官や兵士を狙った爆弾攻撃が3件相次ぎ、少なくとも10人が死亡、約300人が負傷した。政府当局者は少数派民族クルド人の武装組織「クルド労働者党(PKK)」による犯行との見方を示している。

 トルコのエルドアン大統領は18日、一連の爆弾攻撃について、7月のクーデター未遂を企てたと政府がみなしているイスラム組織「ギュレン教団」が情報提供などを行い、加担していると指摘した。

 爆弾攻撃について、これまでのところ犯行声明は出ていない。

 PKKはトルコ政府、米国政府、欧州連合(EU)がテロ組織に指定しており、2015年以降、主にトルコ南東部で警察や軍をターゲットに攻撃を仕掛けている。

[イスタンブール 18日 ロイター]


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