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イタリア南部で列車同士が正面衝突、少なくとも25人死亡・50人負傷

2016年7月13日(水)12時06分

7月12日、イタリア南部プーリア州で旅客列車同士が正面衝突し、少なくとも25人が死亡した。救護関係者によると、負傷者は50人に上るが、重体のけが人が含まれることから死者数がさらに増える可能性があるという。写真はコラートで撮影(2016年 ロイター/Alessandro Garofalo)

 イタリア南部プーリア州で12日、旅客列車同士が正面衝突し、少なくとも25人が死亡した。救護関係者によると、負傷者は50人に上るが、重体のけが人が含まれることから死者数がさらに増える可能性があるという。

 衝突は現地時間午前11時30分ごろにオリーブ畑の中にある単線の線路で発生。いずれの列車も4両編成で、先頭車両を含む3つの車両が大破した。スカイ・イタリア・テレビによると、運転士の1人は死亡し、もう1人の運転士については明らかになっていない。

 現時点では2本の列車が同じ線路を走行していた理由は分かっていない。レンツィ首相はツイッターで犠牲者と遺族に哀悼の意を表するとともに、衝突の経緯に関する徹底した調査を求めた。

[バーリ(イタリア) 12日 ロイター]


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