最新記事

アプリ

プレゼン・スピーチの練習はバーチャル空間でしよう

実際に使うプレゼン資料をアップロードし、VRヘッドセットを装着してパブリックスピーキングのトレーニングができる優れものサービス

2016年4月5日(火)15時42分
Social Design News

これでもう安心 AndroidアプリとiOSアプリがあり、VirtualSpeechサイトによれば、サービスは無料~週50ユーロ。トレーニングできるバーチャル会場は、今のところ15人の会議室と400人の講演会場から選べ、さらに増えていく予定

 VRはこれまでには想像できなかったようなスタイルで、私たちの仕事をサポートしてくれる。

 例えば、人前でのプレゼンテーションや講演会。話すことが得意な人でなくても、仕事上どうしてもそういった場に立たなくてはいけないことがある。また、得意な人であっても、一度会場で話すことができれば、安心感が違う。

「VirtualSpeech」は、あたかも会場にいるかのような没入観の元に、VR空間でパブリックスピーキングのトレーニングを行うことができるサービスだ。

【参考記事】洗練されたプレゼン資料を簡単に作れるスライドライブラリー

 アプリをダウンロードし、自身のプレゼン資料をアップロード。会場を選択して、VRヘッドセットやダンボール製のGoogle Cardboardを取り付ける。プレゼンテーションをする場は、以下のような大きな会場だけではなく......

sdn160405-b.jpg

VirtualSpeech-YouTube

 10名程度の小さな会議室を選んでトレーニングすることも可能。

sdn160405-c.jpg

VirtualSpeech-YouTube

 360度会場を見渡すことができ、プロジェクターで投影されたプレゼン資料を確認することもできる。

sdn160405-d.jpg

VirtualSpeech-YouTube

 1、2度こういった環境で練習できれば、気持ちにゆとりが生まれる。そして当日のプレゼンの質が変わる。VRの使い方は様々だが、トレーニング領域での使用は一層増えていくことだろう。

VirtualSpeech : Web / Facebook

※当記事はSocial Design Newsの提供記事です
sdnlogo200.jpg


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

石破首相「双方の利益になるよう最大限努力」、G7で

ワールド

米中貿易枠組み合意、軍事用レアアース問題が未解決=

ワールド

独仏英、イランに核開発巡る協議を提案 中東の緊張緩

ワールド

イスラエルとイランの応酬続く、トランプ氏「紛争終結
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?...「がん」「栄養」との関係性を管理栄養士が語る
  • 2
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 3
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波でパニック...中国の輸出規制が直撃する「グローバル自動車産業」
  • 4
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 5
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 6
    メーガン妃とキャサリン妃は「2人で泣き崩れていた」…
  • 7
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 8
    さらばグレタよ...ガザ支援船の活動家、ガザに辿り着…
  • 9
    4年間SNSをやめて気づいた「心を失う人」と「回復で…
  • 10
    ハルキウに「ドローン」「ミサイル」「爆弾」の一斉…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 5
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 6
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 7
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
  • 8
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 9
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 10
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中