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「今年ラニーニャ現象が発生する確率は50%」豪気象局

エルニーニョの終息にともない南米沖太平洋が低温になるラニーニャ現象が発生か

2016年4月12日(火)19時47分

4月12日、オーストラリア気象局は、2016年にラニーニャ現象が発生する確率は現時点で50%との見通しを示した。写真は中国の江西省で2010年、オーストラリアや南アジアで発生したラニーニャ現象の影響によって、冠水した道路の上をボートで移動する男性(2016年 ロイター/Aly Song)

 オーストラリア気象局は12日、2016年にラニーニャ現象が発生する確率は現時点で50%との見通しを示した。

 ラニーニャ現象は、オーストラリアの大半の地域、特に東部と北部で湿度が上昇する可能性が高まり、熱帯性低気圧の発生が増加することと関連している。

 約20年ぶりの強力なエルニーニョ現象が終息に向かい始めたのに伴い、エルニーニョ現象に続いて起きやすいとされ、南米沖の太平洋の海面水温が低温になるラニーニャ現象が発生する可能性があるという。

[シドニー 12日 ロイター]

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