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中国社会

中国テレビ司会者「外国人はごみ」発言の真意

2012年5月23日(水)16時24分
ベンジャミン・カールソン

イメージ向上を狙いながら排外意識をあおる矛盾

 それでもネット上では、楊の発言を批判する中国人が多い。「だからみんなテレビを見なくなるんだ」とある人は書き込み、「楊鋭というのは大ばか者だな」と別の人は書いている。本人はその後、騒動について言い逃れを始め、英ガーディアン紙に対して「強い」言葉を使ったことを謝罪した。

 多くの人にとって楊の投稿は、国際的なイメージ向上を狙う中国が抱える矛盾をはっきりと映し出すものだろう。

 アメリカ人視聴者に向けて、主要ニュース通信局のCCTVで英語放送を始めるような努力をする一方で、スカボロー礁(中国名・黄岩島)の領有権をめぐるフィリピンとの対立では、外国の「敵対勢力に備えよ」と排外意識をあおる言葉が国営メディアに踊る。

 排外主義に傾き過ぎて、自らの首を締めないといいが。

From GlobalPost.com

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