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世界に挑戦する日本人20

Kポップから世界へ! 夢に挑戦する、日本の女子アイドルたちの姿がかっこいい

2022年08月31日(水)16時02分
ジェヨブ・S・クァック(韓国在住ジャーナリスト)

歌・踊り・ルックスと要求が厳しい韓国の芸能界に挑戦する(左上から時計回りに)サナ/ミナ/モモ(以上TWICE)/ヒカル/マシロ(以上Kep1er)/サクラ/カズハ(以上LE SSERAFIM) CLOCKWISE FROM TOP LEFT: PIMAGES/AMANAIMAGES (3), AFLO (2), THE CHOSUNILBO JNSーIMAZINS/GETTY IMAGES (2)

<スターになることを夢見るアジアの若者が目指す場所が、韓国の芸能界。夢を追い掛け、あきらめずにKポップに挑戦する姿と、その生き方が多くの少女たちの共感を得ている>

今や映画やドラマと並んで世界を席巻する韓国のポピュラー音楽Kポップ。欧米のレコード会社を通さずに、YouTubeやソーシャルメディアで世界のファンと直接つながってきたことが、熱烈な人気のカギとなっている。20220906issue_cover200.jpg

韓国の芸能事務所が所属グループにさまざまな国のメンバーを加えてきたことも、国際的な人気づくりに貢献している。2015年にデビューし、今では世界的な人気を誇るTWICE(トゥワイス)は、複数の日本人をメンバーに加えた初のKポップガールズグループだ。

それは日本の少女たちに、世界的なスターになる新しい道を示すことにもなった。

かつて日本の芸能界が、韓国のアーティストが世界に進出する足掛かりとなったように、韓国の芸能界は今、スターになることを夢見る東アジアや欧米在住のアジア系若者が目指す場所になっている。

日本の人気グループAKB48で既に多くのファンがいた宮脇咲良(24)もその1人だ。宮脇は18年に日韓公開オーディション番組『PRODUCE48』に挑戦して、新しい多国籍ガールズグループ「IZ*ONE(アイズワン)」に加わった。韓国での活動名はサクラだ。

『PRODUCE48』で、「既に有名なアイドルなのに、なぜリスクを冒してオーディションに出場するのか」と問われた宮脇は、それまでの成功が「自分の実力だったのか、日本だからだったのか」不安だったからと答えている。

IZ*ONEは昨年活動期間を終えたが、宮脇は今年、LES SERAFIM(ルセラフィム)のメンバーとして活動を開始した。韓国が誇る世界最強のボーイズグループBTS(防弾少年団)の事務所の子会社ソスミュージックに所属する新しい多国籍グループだ。

最近では、韓国国内よりも海外で先に成功を収めるグループも少なくない(BTSはその最たる例だろう)。昨年デビューした多国籍ガールズグループのKep1er(ケプラー)は、デビューシングル「WA DA DA」が米ビルボードのデジタルチャートでトップ20に入る快挙を成し遂げたが、韓国ではトップ50圏外だった。一番売れたのは日本で、オリコンで10位に入った。

そこで日本から韓国経由で世界に挑む女性7人を紹介しよう(カッコ内はメンバー総数に対する日本人の数)。

◇ ◇ ◇


TWICE(9人中3人)

モモ 京都出身の平井もも(25)は、幼い頃からダンスを習い始め、15歳のときYouTubeに上げたパフォーマンス映像が韓国の大手芸能事務所JYP関係者の目に留まり、渡韓することに。

18歳のとき、JYPが新グループのメンバー選抜のために企画した、女性練習生16人によるオーディション番組『SIXTEEN』に出場。キレのいいダンスが注目を浴び、途中で脱落したものの追加合格者となり、TWICEのメンバー入りを果たした。

【動画】TWICE 「Celebrate」 Music Video/TWICE JAPAN OFFICIAL YouTube Channel

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