最新記事

英王室

ヘンリー王子、イギリス帰国で心境に変化...メーガンとの不和につながる「可能性は高い」

Why Prince Harry Had 'Mixed Emotions'

2021年04月30日(金)19時40分
キャサリン・アルメシン
フィリップ殿下の葬儀でのウィリアム王子とヘンリー王子

ウィリアム王子(左)と和解の雰囲気がみられたというヘンリー王子(右) Leon Neal/Pool via REUTERS

<フィリップ殿下の葬儀のためイギリスに帰国したヘンリー王子だが、そこで心境に変化が生まれた様子だという>

4月17日に行われた故フィリップ殿下の葬儀に出席するため、イギリスに帰国していたヘンリー王子は、そこで1年以上ぶりに英王室メンバーたちと再会を果たした。20日には妻メーガンや長男アーチーが待つカリフォルニア州の自宅で戻ったヘンリーだが、イギリス滞在中には王室の家族たちとどう接していたのか。

ヘンリー王子の伝記の筆者でもある王室専門家のダンカン・ラーコムが英メディア「Closer」に語ったところによれば、ヘンリーは父や兄、さらには女王と「平和的な話し合い」を持っていたという。そしてアメリカに戻る際には、これまで以上の複雑な感情を抱えていたという。

「情報によれば、ヘンリーはロサンゼルスに戻るときには頭が真っ白になるような状態だったようだ。それは、葬儀の時の彼の表情を見ても伺える」と、ラーコムは語っている。「彼は、これほど早く家族と向き合わざるを得なくなるとは考えていなかったのだ。そして、それが現実になると、複雑な感情を持ったということだ」

「父やウィリアムとの話し合いは前向きで生産的なものだったようだ。(アメリカに)戻る前には本音で語り合えた。実家に帰ったことで、彼がこの数年間、犠牲にしてきたことのすべてと、最近の「ダメージ」を思い起すことができた」

夫妻に感情のすれ違いが生まれる?

さらにラーコムは、米カリフォルニア州に移住してNetflixなどと巨額の契約を交わしたヘンリー&メーガン夫妻の将来についても語った。「メーガンは本領を発揮している。彼女はテレビや映画に出演する女優だったし、ロサンゼルスで育った。現在は意気揚々という感じだろう。彼女の夢はいつもロサンゼルスにあった」

そのため、メーガンの「将来について興奮している」気持ちと、ヘンリーの「過去を懐かしがる」気持ちが「2人の間に緊張を引き起こす可能性は高い」とラーコムは言う。「彼の立場は非常に難しい。これからは厳しい状況になるかもしれない」

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米経済指標「ハト派寄り」、利下げの根拠強まる=ミラ

ビジネス

米、対スイス関税15%に引き下げ 2000億ドルの

ワールド

トランプ氏、司法省にエプスタイン氏と民主党関係者の

ワールド

ロ、25年に滑空弾12万発製造か 射程400キロ延
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    世界を舞台に活躍するパイオニア 女性探検家の100年

  • 3

    2つのドラマでも真実に迫れない、「キャンディ・モン…

  • 4

    ハン・ガンのノーベル文学賞受賞はなぜ革新的なのか?…

  • 5

    マイケルが残した「虐待の連鎖」の悲しい謎──被害男…

  • 1

    加工した自撮り写真のように整形したい......インス…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 4

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 5

    ハリウッド大注目の映画監督「HIKARI」とは? 「アイ…

  • 1

    「エプスタインに襲われた過去」と向き合って声を上…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    加工した自撮り写真のように整形したい......インス…

  • 4

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 5

    やはり「泣かせた」のはキャサリン妃でなく、メーガ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:世界最高の投手

特集:世界最高の投手

2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍