ニューヨーク発クールなBentoセット 新素材で人にも環境にも優しい
2つのクラウドファンディングで、約4億円の支援集める
FoldEatは、クラウドファンディングにより実現した商品だ。1回目のクラウドファンディングは2020年1月初めに終了し、目標額をはるかに上回る1億4千万円以上が集まった。
続けて2回目のクラウドファンディングでも大成功を収めている。2億5千万円の支援金が集まり、製造を開始した。リターン(商品)は冒頭の基本セットのほか、四角いタッパー2個入りや3個入りのセット、さらに2セット同時購入など5種類だ。それぞれ割引があり、2021年3月中旬の時点でわずかに残りがあり、まだ支援できる。タッパー3個入りのリターンなら、液体用タッパーと合わせて4個のタッパーをバッグに収納できる。
商品のデザインや製造で最終調整に時間がかかり、またコロナ禍の影響で生産が遅れたものの、いま徐々に発送が始まった。5月までには、2つのクラウドファンディングで支援してくれた3万人以上に配送する予定だという。製造はヨーロッパで行っており、世界に発送される。
クラウドファンディングのコメント欄には、「もっと早く商品が届くと思ったのに、いつまで待たせるの?」としびれを切らしている支援者たちの投稿も見られる。FoldEatはそれらに丁寧に返答しつつ、一歩ずつ前進している(商品到着をどうしても待てなければ返金可能)。
FoldEatのチームは、実用的でスタイリッシュなこのお弁当箱セットを形にするのが何年もの夢だったという。支援者たちへの発送を終えたら、ボトルなど新しいアイテムの開発も考えているそうだ。クラウドファンディングは企画倒れになることもあるが、こういった面白いアイデアが具体化されるのを見るのは、なかなか楽しい。
[執筆者]
岩澤里美
スイス在住ジャーナリスト。上智大学で修士号取得(教育学)後、教育・心理系雑誌の編集に携わる。イギリスの大学院博士課程留学を経て2001年よりチューリヒ(ドイツ語圏)へ。共同通信の通信員として従事したのち、フリーランスで執筆を開始。スイスを中心にヨーロッパ各地での取材も続けている。得意分野は社会現象、ユニークな新ビジネス、文化で、執筆多数。数々のニュース系サイトほか、JAL国際線ファーストクラス機内誌『AGORA』、季刊『環境ビジネス』など雑誌にも寄稿。東京都認定のNPO 法人「在外ジャーナリスト協会(Global Press)」監事として、世界に住む日本人フリーランスジャーナリスト・ライターを支援している。www.satomi-iwasawa.com
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