勉強も習い事も 子どもの「やる気」の原動力を引き出す方法

写真はイメージ fizkes-iStock
<親が「興味」と「報酬」を意識して子育てにあたれば、子どもの「やる気」を引き出し維持していくことができますが、これには欠けてはならない重要なポイントがあります。モノやお金よりも、子どもにとって一番嬉しい「報酬」を理解することもお忘れなく!>
子どもの勉強や習い事を成功へ導く原動力はモチベーションです。子どもが自発的な「やる気」で物事に取り組み、コツコツとした努力を継続すれば、大抵の分野において、周囲から頭一つ突き抜けることができます。
ところが現実には「子どもにやる気がない」「うるさく言わなければ勉強しない」「習い事に行きたがらない」という悩みを多くの親が抱えています。子どものモチベーションを上手に引き出すにはどうすればいいのでしょうか?
モチベーションを支えているのは「興味」と「報酬」
一般に人間のモチベーションを高める要素は「興味」と「報酬」と言われています。興味とは子どもが好きなこと、やりたがっていること・知りたがっていることです。興味や関心があることであれば、周りから言われなくても自発的な「やる気」で物事に取り組むことができます。
報酬は自分がとった行動によって得ることができるご褒美です。大人にとっての報酬はモノやお金や評価であることがほとんどですが、子どもにとっての報酬は「成功体験」です。
自分の「やる気」でチャレンジしたことがうまくできたという成功体験であったり、コツコツとした努力や小さな成長を周囲から認めてもらったり・ほめてもらった時に得られる成功体験です。
年齢の小さい子どもであれば「自分で靴が履けた」「自分で顔が洗えた」「自分でコップから水が飲めた」「自分でパズルができた」という瞬間を親が見逃さずに「よくできたね」「自分でできてすごいね」とほめてあげると「関心」と「報酬」の両面が満たされ子どもの「意欲」がアップします。
小学生以上の子どもであれば「漢字テストで90点を取った」「ピアノを練習して一曲弾けた」「そろばんで級が上がった」「時間をかけて描いた絵で金賞をもらった」というタイミングで、親が「よく努力したね」「コツコツがんばってすごいね」とほめてあげると「やる気」が大きくなります。
親が「興味」と「報酬」を意識して子育てにあたれば、子どもの「やる気」を引き出し、維持していくことができるのです。自分の意欲で挑んだことがうまくいったという成功体験、努力を周囲からほめてもらったという成功体験が多いほど、やる気が大きく、自立心の高い子どもに成長していきます。
このように文章で書くと簡単なのですが、実際にはうまくいかないケースが多いですね。実は、子どもの「興味」を「意欲」につなげるには重要なポイントがあるのです。これが欠けると、子どもは成功体験を積むことができず、意欲が向上していきません。
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