[北京 27日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)メーカー、比亜迪(BYD)  が27日発表した2025年12月期決算は、純利⁠益が前年比19%減の326億元(約7500億円)だった。減益は4年ぶり。減益幅はLSEGがまとめたアナリストの予想平均12.1%減よりも大きかった。

BYDは手ご⁠ろな価格のEVで伸長してきたが、零跑汽車(リープモー⁠ター) や吉利汽車など競合他社が技術的優位性を縮め、市場シェアを奪いつつある。

売上高は同3.5%増と、過去6年間で最も低い伸び率にとどまった。従業員数は2025年末時点で86万9,622人⁠と、10.2%減った。売り上げの8割を占める自動車および関連製品⁠の売⁠上総利益率は20.5%と、1.8ポイント低下した。9─12月期は前年同期比38.2%の減益で、3四半期連続で減少した。

アナリストらは、2026年も厳しい事業環境が続く可能性があると予想する。海外で成長する⁠一方、国内は競争激化と需要の鈍化が続き、利益を圧迫するとみる。新エネルギー車に対する支援減額も逆風となる。

マッコーリーのアナリスト、ユージン・シャオ氏は、「技術力の強化に注力すれば競争⁠力の向上につながるだろう。一方、海外販売と現地化が今年の成長に向けた重要な焦点であり続ける」と話す。

中国の新車販売台数は25年通年でBYDが首位だったが、今年1━2月は4位に後退した。

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