最新記事

美容

アフターコロナに女性の唇が変化する? あの富豪セレブの「厚い唇」に続け

2020年05月08日(金)15時00分
岩澤里美(スイス在住ジャーナリスト)

健康やセクシーさなど、厚い唇はさまざまなイメージを感じさせる millann - iStockphoto

<「目は口ほどにものを言う」というが、唇のもつメッセージを気する人も多い>

日本では、緊急事態宣言下でも出勤している人たちが多数いると聞く。職場で1日中マスクをしている人も少なくないだろう。マスクを着用していても、きちんと化粧をする女性たちは多いらしいが、口元はマスクで隠れるため、とりわけ目元に関心が高まっているようだ。

ヨーロッパでは、マスク着用が義務化されたり自主的にマスクをする人が増えている。女性たちが口元をしっかり化粧しているかどうかは、マスクの上からはうかがい知ることはできない。1つ推測できるのは、コロナ禍が落ち着いてマスクをしなくなったとき、厚い唇の女子や女性たちが増えているかもしれないことだ。

アメリカの富豪タレントの影響大

ここ数年、ヨーロッパの女性たちが厚い唇に憧れているという話を頻繁に耳にするようになった。美容に敏感な街だとされる英国リバプールのサロンオーナーは「唇への充填剤注入は、確実に人気が上がっています」と話す。また、「唇のボリュームアップのため、ヒアルロン酸注射を受ける女性がとても増えています」とサイトでうたう美容外科はたくさんある。

ファッション雑誌では、厚い唇に見せるための化粧品の紹介やメイクのコツがよく取り上げられている。唇にはめて吸引することでボリュームを出す米国発の器具「リップエンハンサー」(ボリュームが数時間持続する)は、ヨーロッパでも売られている。ヨーロッパでは、中高生でも化粧をして学校に行くのは珍しくないが、筆者の息子いわく、学校には、厚い唇にしている女子生徒たちがたくさんいるそうだ(メイクか、エンハンサーを使用しているか、注射したかはわからないが)。

女性たちの「厚い唇に見せよう」というこの数年のトレンドは、米国のモデル、タレントのカイリー・ジェンナーが発端とされる。

カイリーは人気リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』(原題「Keeping up with the Kardashians」)に出演しているカーダシアン家の一員。自身のコスメブランドが大ヒットし、フォーブス誌の世界大富豪番付に2年連続、最年少でランキング入りしたと先日報道されたばかりだ。

現在22歳のカイリーは、16歳から唇への充填剤注射を始めたという。年を追って彼女の写真を見ると、明らかに唇が厚くなっている。
 
彼女のインスタグラムのフォロワー数は1億6千万人を超え、2020年3月の統計で、世界で第5位に入る。カイリーは最近になって注射はやめたらしいが、彼女以前にも、唇が厚めのハリウッド女優たちを美しいと称える風潮はあり、ふっくらした唇になりたいと憧れる女性たちは多かった。著名人の影響が大きいことを改めて感じる。

 
カイリーの唇に憧れる女性は多い。

ニュース速報

ワールド

カナダの新型コロナ感染者、累計20万人超える

ワールド

中国人民銀、最優遇貸出金利を6カ月連続で据え置き 

ワールド

米CDC、航空機・電車でのマスク着用を「強く勧告」

ワールド

アイルランド、厳しい行動規制導入へ 21日から6週

RANKING

  • 1

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 2

    「鶏肉を洗わないで」米農務省が警告 その理由は?

  • 3

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 4

    フランス人の自信の秘密は「性教育」にあった!? 実…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 2

    「鶏肉を洗わないで」米農務省が警告 その理由は?

  • 3

    大学入試でペーパーテスト廃止! の影響

  • 4

    世界最大級のネコ、体重320キロのアポロを見て単純に…

  • 5

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 1

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 2

    「鶏肉を洗わないで」米農務省が警告 その理由は?

  • 3

    世界最大級のネコ、体重320キロのアポロを見て単純に…

  • 4

    フランス人の自信の秘密は「性教育」にあった!? 実…

  • 5

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:日本人が知らないワクチン戦争

2020-10・27号(10/20発売)

全世界が先を争う新型コロナのワクチン確保 ── その最前線と日本の開発が遅れた本当の理由

MOOK

ニューズウィーク日本版

絶賛発売中!