ゆるキャラで野心家。エド・シーランの超豪華な最新作がイマイチな理由
Fabrizio Bensch-REUTERS
<世界一売れているポップスターのコラボ最新作を素直に絶賛できないのは......>
英映画『イエスタデイ』は、うだつの上がらないミュージシャンが、ひょんなことから「ビートルズが存在しなかった世界」に迷い込む物語。彼がビートルズの曲を演奏すると、誰もがその名曲ぶりに感心し、たちまち世界的な大スターへの道が開け始める(日本公開は10月)。
そんな主人公に、巨大なコンサート会場で演奏するチャンスを与えるのが、カメオ出演しているエド・シーランだ。
「誰それ?」と思う人が(まだ)いるかもしれないので説明しておくと、シーランはいい意味でも悪い意味でも「ゆるい」を絵に描いたようなポップスターだ。彼の曲は現代的で美しいメロディーラインと、ピーク時のエルトン・ジョンを思わせる軽いリズム、そして時々笑えるくらい滑稽な歌詞が特徴だ(とはいえ、その歌詞が繊細だとして涙するティーンも多い)。
ルックスは赤毛のテディベアといったところ(実は上半身タトゥーだらけだが)。友達でいうと、仲間グループで4番目か5番目くらいに好感を持てるタイプだ。ラップが得意だと言って披露してくれるけれど、みんなが微妙な顔をしたら、後でさりげなくサイダーをおごってくれるような温厚な人物だ。

だからシーランは、かなり人気がある。いや、かなりどころか、とてつもなく人気がある。前作 『 ÷ (ディバイド)』は、ムに輝き、スポティファイやアップルミュージックなどの定額音楽配信サービスで最も聴かれたアルバムの1枚になった。
また、そのコンサートツアーは、史上最大の収益を上げたツアーの1つに数えられる。ただし数万人収容スタジアムでも、ステージに立つのはシーランだけ。アコースティックギターと自分の声とループペダルでハーモニーを作るから、バックバンドもいない。莫大な興行収入は、間違いなく経費がかかっていないせいもあるだろう。
さらにシーランの公演数は、ライバルたちよりも格段に多い。ゆるい見掛けにもかかわらず、シーランは仕事中毒なのだ。曲 のアイデアは、ほぼ無尽蔵に浮かんでくるらしく、ジャスティン・ビーバーからBTS(防弾少年団)まで、幅広いアーティストに曲を提供してきた。
交友関係の広さを証明
この7月にはついに、さまざまなアーティストとの共作曲だけを集めたアルバム『No6 コラボレーションズ・プロジェクト』がリリースされた。コラボレーション相手は、ポップスからラップ、カントリーまで幅広いジャンルの実力派新人から大物スターまで多種多様だ。
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