最新記事

セレブ

お騒がせ女優が自身の名前を冠したリゾート建設の噂! 意外な才能が開花

“Lohan Island” in Dubai?

2018年12月30日(日)12時50分
ドーリー・ジャクソン、佐伯直美(本誌記者)

ドバイにローハンの名前を冠したリゾート建設の噂が浮上 WARREN LITTLE/GETTY IMAGES

<元祖お騒がせ女優として名を馳せたリンジー・ローハンがリゾート事業で手腕を発揮>

長年、アルコール依存から万引、暴力沙汰まで数々の騒動を起こしてきた元祖「お騒がせセレブ」のリンジー・ローハン(32)。何度も更生に失敗し、近年は主演映画もほとんどなかったが、ここにきて復活の兆しを見せている。それも女優としてではなく、事業家としてだ。

16年にギリシャの首都アテネのナイトクラブに、自分の名前を貸すライセンス契約を結んだのが最初のきっかけ。今年6月には、エーゲ海に浮かぶミコノス島とロードス島にレストランやクラブ、ジャグジーなどを備えた「ローハン・ビーチハウス」をオープンし、自ら経営に乗り出した(共同経営者はいるが身元は明かされていない)。

開放的なリゾート地では、派手な遊び人のイメージもプラスに働き、今のところ客足も評判も上々の様子。現場は人任せなのかと思いきや、店が支給したものと違う靴を履いた従業員に対して「ルールを守れないならクビ」と言い放つなど、細部にも目を光らせるまともな経営者ぶりを見せている。

【参考記事】セレブが愛するNYの隠れ家ホテル「ザ・カーライル」

nww-1002p65-02.jpgリンジー・ローハン STEPHANE MAHEーREUTERS (INSET)

メディアへの露出も抜かりない。MTVと組んで、ミコノス島での事業を始める戦いの日々を追ったドキュメンタリー番組『ローハン・ビーチクラブ』を制作中だ(19年放映予定)。

新事業の噂も浮上している。近年彼女が生活の拠点としているアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに、リゾート施設「ローハン・アイランド」を造るというのだ。昨年10月には「いま私は初めてタイランド島に来ています」というコメントと写真を自らのインスタグラムにアップ。「もうじきここはローハン・アイランドになるの」

タイランド島は、高級リゾートとして現在建設中の人工島群「ザ・ワールド」の一部。コメントも写真もすぐに削除され、その後は音沙汰なしだったが、9月初めにローハン・アイランドのイメージ画像が再びインスタグラムにアップされたため、一気に現実味のある計画としてメディアの注目が高まった(これも現在は削除されている)。

遊び好きなセレブの心理を知り尽くす彼女なら、ドバイに集まる富裕層の心も見事につかめるかもしれない。途中で油断して、「悪いクセ」がまた出たりしなきゃいいけど。

【参考記事】「ズッキーニの花に出合うと胸が高鳴る」!? 嫌いなセレブ1位女優、7つの迷言

[2018年10月 2日号掲載]

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

英、中東に戦闘機を移動 地域の安全保障支援へ=スタ

ワールド

イスラエル、イランガス田にも攻撃 応酬続く 米・イ

ワールド

米首都で34年ぶり軍事パレード、トランプ氏誕生日 

ワールド

米ミネソタで州議員が銃撃受け死亡、容疑者逃走中 知
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 3

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 4

    なぜメーガン妃の靴は「ぶかぶか」なのか?...理由は…

  • 5

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 3

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 4

    なぜメーガン妃の靴は「ぶかぶか」なのか?...理由は…

  • 5

    ホルモンを整える「ヘルシーな食べ物」とは?...専門…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 3

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    メーガン・マークル、今度は「抱っこの仕方」に総ツ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:非婚化する世界

特集:非婚化する世界

2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?