目に見えない微生物で持続可能な農業を実現...化学メーカー、ナガセケムテックスが見据える未来
「微生物から始まる未来」は、農業のあり方をも根底から変える
また、同社は全国の農家の多様なニーズに対応するため、複数の独自菌株を収集・保有している。地域の土壌や栽培作物に最適な菌株を選定・提案することで、オーダーメイド型のソリューション提供も可能だ。
さらに、amxact™の効果をより高める新たな補助物質の探索にも着手しており、資材の改良と拡張に向けた開発も進めている。
2023年からは、大阪府立環境農林水産研究所との共同研究を通じて、なにわの伝統野菜、難波葱などへの実証応用を行っている。ここでは、地域農業における生産性向上と地産地消の実現を目標としており、農業課題と地域活性化を両立させるモデルケースとしての評価を得ている。同社は、農業資材の販売だけでなく、農業が直面する複合的な課題を解決する「ソリューションプロバイダー」としての立場を鮮明にしている。
amxact™の取り組みは、SDGs目標2「飢餓をゼロに」、目標12「つくる責任、つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献している。AMFによって、収穫量の安定化、リン肥料の使用削減、土壌の炭素貯留による温室効果ガスの削減といった成果が期待される。農業と環境の両面から社会に大きなインパクトをもたらす技術といえるだろう。
今後で、2025年にはパイロット生産ラインの稼働、2026年には一部顧客へのテスト販売を予定しており、評価結果を踏まえた製品改良を進めている。2028年以降は海外展開も視野に入れ、2035年には数百億円規模の事業へと育成するビジョンを描く。
amxact™は、化学と生命の融合によって誕生した、次世代農業を担う資材だ。ナガセケムテックスは、「素材・技術の開発で豊かな未来をつくる」を優先すべき重要な課題と掲げており、農業、環境、そして地域社会と調和した新たな価値の創出に挑戦を続けている。
同社の取り組みは、まさに「微生物から始まる未来」への挑戦であり、農業の在り方を根底から変える可能性を秘めている。
ナガセケムテックスのamxact™のような目に見えないくらい小さなところから、世界は変わっていくのかもしれない。
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