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「牛乳は健康にいい」「魚は頭が良くなる」は本当か? 医師が明かす食のホント

2026年3月30日(月)16時55分
牧田 善二 (AGE牧田クリニック院長*PRESIDENT Onlineからの転載)
牛乳は本当に体にいいのか?医師がすすめる「魚中心」の食習慣

Rimma Bondarenko -shutterstock-

<血液や脳の健康を守るカギを握るのは青魚...糖尿病専門医が、肉・魚・乳製品の「本当の選び方」を解説する>

健康維持に食べたい魚は何か。糖尿病専門医の牧田善二さんは「サンマ、アジ、イワシ、サバなどの青魚は、不飽和脂肪酸であるEPAやDHAを多く含み、血液をサラサラにして血栓をできにくくし、血管を若く保つ働きをするだけでなく、最近の研究で認知症も予防することがわかっている。一方で、さまざまな健康・美容効果がその身にも表れている魚がある」という――。

※本稿は、牧田善二『すごく使える栄養学テクニック』(日本実業出版)の一部を再編集したものです。

健康のために牛乳を飲む必要はない

子どもの頃、給食などで飲んできたことから「牛乳は体に良い」と思い込んでいないでしょうか?

私は牛乳をおすすめしません。「牛乳は健康に良い」と思う人が多い一方で、前立腺がんとの関わりなど、牛乳に関するネガティブな指摘も根強くあるからです。そこで、牛乳の代わりに豆乳を飲むことを検討してみてください。豆乳は私も愛飲しています。


骨や体の成長に必要なカルシウムなどの栄養素が豊富なので、育ち盛りの子どもが牛乳を飲むことに異論を唱えるつもりはありません。ただし、大人になってまで「健康のため」に飲む必要はないということです。

それよりも大人に見直してほしいのは、同じ牛の話でいうと、肉類の選び方です。

皆さんは、肉類をどんな基準で選んでいますか? 

脂ののり方や赤身の赤さなど「おいしそう」と感じるモノサシは人それぞれで良いのですが、共通していえるのは「ドリップに注意」ということです。

ドリップは、時間が経過すると肉から出てくる赤い汁のことです。赤いけれど血ではなく、タンパク質や旨味成分が含まれています。つまり、ドリップが出ている肉は、新鮮さにおいても栄養分においてもやや劣るため、購入を避けるのが賢明だといえます。


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