制作陣の強い思いと欲求が詰まった映画『ザ・ブライド!』...怪物が目覚めさせた生への狂気
A Monster of a Movie
あまりに暑苦しいバックリーの演技はともかく、ベールは柔らかくて思慮深い演技を通じて、フランクの熱い思いと強い好奇心を見事に表現している。
それに、商業的な成功とは縁遠く思えるギレンホールのアイデアに、(パラマウント・スカイダンス社による買収が決まる前の)ワーナー・ブラザースが9000万ドルを投じたことも見落とすべきではないだろう。『ザ・ブライド!』は、「この映画をぜひ作るべきだ」という製作・配給会社の思いの下で製作された非常に稀有な映画だ。
ブライドとフランクがそうであるように、この映画もいくつものパーツの寄せ集めであることは否めないし、そうしたパーツがいつも完璧にかみ合っているわけでもない。
でもなんといっても、この映画には間違いなく命が吹き込まれている。
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THE BRIDE!
『ザ・ブライド!』
監督/マギー・ギレンホール
主演/ジェシー・バックリー
クリスチャン・ベール
日本公開中





