最新記事
テレビ

アメリカを虜にした「クセ強め人間」に捧げるラブレター...「生き字引」ジム・オヘアが語る『パークス』の裏側

A Walk in the Parks

2025年1月9日(木)14時09分
ライアン・スミス(本誌エンターテインメント担当)

では続編を期待していいのだろうか。「具体的な話はないんだ」と言うオヘアは、公園緑地課のベテラン職員ジェリーを演じた。

「でも出演者はあちこちのインタビューで、復活するなら『絶対に出る』と公言している。出演者同士でそういう話もしている。いいストーリーがあれば、きっとみんな戻ってくる」


キャストの中には大出世した俳優もいる。「クリス・プラット(Chris Pratt)は今じゃ世界的スターだ。それでも『パークス』のためならスケジュールを調整するそうだよ」

オヘアも17年に『ザ・ボールド・アンド・ビューティフル(The Bold and the Beautiful)』でデイタイム・エミー賞を受賞した。「今の自分があるのは『パークス』のおかげだと、みんなありがたく思っている」

The Bold and the Beautiful 7834 - Official Full Episode


全話に出演した生き字引

オヘアがドラマを再始動するとしたら、どんな物語になるのだろう。

「15年の最終話で、ジェリーは100歳で死んだ。名前が間違って刻まれた墓石を、レスリー(ポーラー)とベン(スコット)が見下ろしてたよね。何だかすごいことになっているらしく、葬儀にはシークレットサービスもいた。だから前日譚になるが、誰かが議員とか大統領に立候補するのもいい。いつものようにみんなで選挙活動に協力する様子を見てみたい。全2〜3話の特番にはよさそうだ」

シリーズ全126話に出演したオヘアは、『パークス』の生き字引。番組に関する本を書くには適任だろう。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

日米首脳「USスチールは買収でなく投資」、米産LN

ワールド

アングル:16歳未満のSNS禁止する豪、ユーチュー

ワールド

北朝鮮、核兵器は「交渉材料ではない」=KCNA

ビジネス

米国株式市場=下落、貿易戦争巡る懸念で 精彩欠く雇
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 2
    Netflixが真面目に宣伝さえすれば...世界一の名作ドラマは是枝監督『阿修羅のごとく』で間違いない
  • 3
    「嫌な奴」イーロン・マスクがイギリスを救ったかも
  • 4
    研究者も驚いた「親のえこひいき」最新研究 兄弟姉…
  • 5
    戦場に響き渡る叫び声...「尋問映像」で話題の北朝鮮…
  • 6
    賃貸住宅の「床」に注意? 怖すぎる「痕跡」を発見し…
  • 7
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 8
    睡眠中に体内は大掃除されている...「寝ているあいだ…
  • 9
    なぜ「ファスティング」は「筋トレ」と同じなのか? …
  • 10
    駆逐艦から高出力レーザー兵器「ヘリオス」発射...ド…
  • 1
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 2
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 5
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギ…
  • 6
    教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度
  • 7
    戦場に響き渡る叫び声...「尋問映像」で話題の北朝鮮…
  • 8
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 9
    Netflixが真面目に宣伝さえすれば...世界一の名作ド…
  • 10
    マイクロプラスチックが「脳の血流」を長期間にわた…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 5
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 6
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 7
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 8
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 9
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
  • 10
    戦場に「杖をつく兵士」を送り込むロシア軍...負傷兵…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中