最新記事
映画俳優

「とても健康で幸せそう」茶色いシミや黄ばみが酷評されていたジョニー・デップの歯の「劇的改善」が話題に

2024年9月12日(木)06時10分
千歳香奈子
ジョニー・デップ

ジョニー・デップ(2020年7月、ロンドン) I T S-Shutterstock

<バカンス先で撮影されたジョニー・デップの姿にネット騒然。「歯並びも良くなった」という声もあり、矯正や審美治療を受けた可能性も取り沙汰されている>

長らくハリウッドの表舞台から姿を消している俳優ジョニー・デップが、「腐っている」「汚い」と物議を醸した黄ばんだ歯をメイクオーバーし、まるで真珠のような美しい白い歯を手に入れたと話題を呼んでいる。

【写真】【動画】シミや黄ばみが取り沙汰されていた以前のジョニー・デップと「真珠のような」白い歯を手に入れた今の姿

主演映画『ジャンヌ・デュ・バリ― 国王最期の愛人』がお披露目された2023年のカンヌ国際映画祭に登場したジョニーの歯が、茶色く変色して一部破損しているようにも見えたことから「見ていて気分が悪くなった」とネットが炎上する騒ぎとなった。

それから1年数カ月が経った8月下旬、バカンス先のカリブ海のリゾート地バハマのバーで真っ白い歯で満面の笑みを浮かべるジョニーの姿がキャッチされ、激変ぶりに驚きの声が上がった。

バハマのバーで働くバーテンダーが、店を訪れたジョニーと談笑する動画や居合わせた客と記念撮影に応じる様子をインスタグラムに公開。ドリンクを手に笑顔を振りまくジョニーの口元からこぼれる白い歯にファンの注目が集まり、「歯が新しくなった!」「(『パイレーツ・オブ・カリビアン』の役柄である)海賊の歯ではなくなった。真っ白な美しい歯が見える」「歯がきれいになった?」「とても健康で、幸せそう」など喜びの声が相次いだ。歯が白くなっただけでなく、歯並びも良くなったように見えると指摘するユーザーも多く、矯正や審美治療を受けた可能性が取り沙汰されている。

過去には「完璧な歯並びの人を見ると、イラつく」とコメント

一風変わったキャラクターやクセのある役柄も見事に演じ切るカメレオン俳優ジョニーは、ジャック・スパロウを演じた『パイレーツ・オブ・カリビアン』では歯に金のかぶせ物をするなど徹底した役作りを行うことで知られる。その金歯が原因で歯に永久的な損傷を負った可能性が報じられたこともあるが、30代の頃から虫歯を放置していたことを過去のインタビューで明かしている。

美しい白い歯はハリウッドにおけるステータスの一つだが、ジョニーにとっては昔から煩わしいことでしかなかったようで、「8年前に根管治療をしたが、まだ終わっていない。完璧な歯並びの人を見ると、イラつく。歯の治療を受けるくらいならダニを飲み込んだ方がマシだ」と1995年にプレミア誌で語っていた。

長年放置してきた歯の治療を60代になった今行った理由は分からないが、「歯を治せてよかった。歯が悪いと、身体だけでなく、精神面にも影響するから」との書き込みもあり、安堵したファンも多かった。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

金総書記、プーチン氏に新年メッセージ 朝ロ同盟を称

ワールド

タイとカンボジアが停戦で合意、72時間 紛争再燃に

ワールド

アングル:求人詐欺で戦場へ、ロシアの戦争に駆り出さ

ワールド

ロシアがキーウを大規模攻撃=ウクライナ当局
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 2
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指すのは、真田広之とは「別の道」【独占インタビュー】
  • 3
    【世界を変える「透視」技術】数学の天才が開発...癌や電池の検査、石油探索、セキュリティゲートなど応用範囲は広大
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 6
    中国、米艦攻撃ミサイル能力を強化 米本土と日本が…
  • 7
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 8
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 9
    【クイズ】世界で最も1人当たりの「ワイン消費量」が…
  • 10
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指すのは、真田広之とは「別の道」【独占インタビュー】
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 8
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 9
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 10
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中