最新記事
セレブ

「妻を広告塔にするのでは」と心配する声も...カニエ・ウェスト、ポルノスタジオ立ち上げ発表もネット大荒れでSNS閉鎖

2024年5月2日(木)14時50分
千歳香奈子
カニエ・ウェスト

カニエ・ウェスト(2022年10月、パリ) Jana Call me J/ABACA via Reuters Connect

<騒動後もホットパンツに白いタンクトップ姿の妻ビアンカとデートする姿が撮影されている>

お騒がせラッパーのカニエ・ウェストが、自身のポルノ映画スタジオ「Yeezy Porn(イージー・ポルノ)」の立ち上げを発表し、ファンから総攻撃され大炎上。「非常に残念」「カニエを愛しているが、これは擁護できない」「悪魔に魂を売った」など批判が殺到してネットが大荒れとなり、X(旧ツイッター)とインスタグラムのアカウントを削除する騒動に発展している。

【写真】白タンクトップにホットパンツ姿の妻ビアンカと出かけるカニエ...発表直後に撮影

事の発端は、4月23日に米ニューヨーク・ポスト紙が「今夏にもポルノ映画スタジオ立ち上げか」と報じたことだった。米ニュースサイトTMZがその後、ドナルド・トランプ前米大統領の愛人だった元ポルノ女優ストーミー・ダニエルズの元夫でポルノ映画プロデューサーのマイク・モズと面会していたと伝え、カニエの代理人も「やる気満々」とコメント。

翌24日にはカニエ自身がSNSに「Yeezy Porn is Cumming("絶頂"を意味するスラング)」と投稿し、立ち上げを認めてネットを騒然とさせた。

"ほぼ裸"の過激な衣装で外出して度々物議を醸す妻ビアンカ・センソリが、イージー・ポルノの広告塔に利用されるのではないかと心配する声もあり、カニエの「ボイコット」を示唆するユーザーも出ている。

「ポルノが人生のほぼすべての選択に影響」

カニエと言えば、5歳の時に父親が持っていたプレイボーイ誌を発見し、そこからポルノに目覚めたことで知られる。「ポルノが人生のほぼすべての選択に影響を与えた」と話すカニエは、ポルノ依存症であることを認めており、それが元妻キム・カーダシアンとの離婚原因になったと明かしている。

また、自身のファッションブランド「イージー」を展開しているカニエは、契約を結んでいたアディダスの重役らとのミーティング中にポルノ映画を無理やり見せる動画をYouTubeに投稿して物議を醸したこともある。

一方で、「ハリウッドは巨大な売春宿。ポルノが私の家族を破壊した。インスタグラムはそれを助長している」とSNSに投稿し、宗教団体を設立して「サンデー・サービス(日曜礼拝)」と題した神を讃えるゴスペルコンサートの集会を主催していた時期もあり、ファンはカニエの迷走に「あの頃のカニエはどこ?」と困惑している。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、加・メキシコ首脳と貿易巡り会談 W杯抽

ワールド

プーチン氏と米特使の会談「真に友好的」=ロシア大統

ビジネス

ネットフリックス、ワーナー資産買収で合意 720億

ビジネス

米国株式市場=小幅高、利下げ期待で ネトフリの買収
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」が追いつかなくなっている状態とは?
  • 2
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い国」はどこ?
  • 3
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺るがす「ブラックウィドウ」とは?
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「ボタン閉めろ...」元モデルの「密着レギンス×前開…
  • 6
    左手にゴルフクラブを握ったまま、茂みに向かって...…
  • 7
    主食は「放射能」...チェルノブイリ原発事故現場の立…
  • 8
    『羅生門』『七人の侍』『用心棒』――黒澤明はどれだ…
  • 9
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 10
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 1
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体を東大教授が解明? 「人類が見るのは初めて」
  • 2
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%しか生き残れなかった
  • 3
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 4
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 5
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 6
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 7
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 8
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 9
    【クイズ】17年連続でトップ...世界で1番「平和な国…
  • 10
    日本酒の蔵元として初の快挙...スコッチの改革に寄与…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中