中国政府発行のレアアース輸出許可、米フォードのサプライヤーが取得...主に米企業向けとの懸念も
写真は米ミシガン州ディアボーンのフォード本社で3月撮影。REUTERS/Rebecca Cook
米フォード・モーターは10日、中国政府が発行した新たなレアアース(希土類)輸出許可の第1弾に自社のサプライヤーが含まれたと明らかにした。許可を取得したのは希土類磁石を供給する中国のサプライヤーという。
「一般ライセンス」と呼ばれる輸出許可はトランプ米大統領と中国の習近平国家主席による韓国での会談を受けて合意されたもので、個々の顧客に対して1年間有効な許可を出すことで、より少ないハードルでより大規模な出荷が可能になるとされる。
ロイターは先週、中国の希土類磁石サプライヤー3社に輸出許可が発行されたと報じたが、自社のサプライヤーが新たな制度の下で許可を得たことを確認した海外企業はフォードが初めてとみられる。
中国は新たな許可制度の内容や対象などについてほとんど公表しておらず、米国以外のメーカーや外交関係者の間では、ライセンスが主に米企業向けになるのではないかとの懸念が高まっている。
ドイツのワーデフール外相は今週、ドイツ企業向けに新たなレアアース輸出許可を承認するよう中国政府を説得するにはまだやるべき作業が「かなり多い」と述べ、先週発表された第1弾の輸出許可対象にドイツ企業が含まれなかったことを示唆した。
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