最新記事
ビジネス

「半額」の破壊力──JTが加熱式たばこデバイス「Ploom X」割引キャンペーン

2022年9月14日(水)10時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

FaberrInk-iStock.(LEFT)

<苛烈なシェア争いが続く加熱式たばこ業界で、消費者の背中を押すことになりそうなキャンペーンが始まっている。期間は10月9日まで>

さまざまな業界のさまざまな企業が、割引キャンペーンを実施する。定価販売を基本としてきたコンビニ業界でさえ、最近はAI(人工知能)を活用した値引き販売を行っている。期間や時間を限定して価格を下げるのは、ビジネスの有効な一手法だ。

消費者としてはもちろん、お得にモノを買いたい。割引キャンペーンを見て、お気に入りの商品を買い足したり、以前から気になっていた商品を購入することもあれば、買うことを考えもしていなかった商品を真剣に検討することもあるだろう。

現在苛烈なシェア争いが行われている加熱式たばこの業界でも、各種の割引キャンペーンが実施されてきたが、このたび、日本たばこ産業(JT)が主力商品の「Ploom X(プルーム・エックス)」をなんと半額にするキャンペーンを開始した。メーカー希望小売価格3,980円(税込)が、特別価格1,980円(税込)となる。

期間は10月9日までの「オータムセール」。全国のコンビニ、たばこ販売店、専門店のPloom Shop(札幌から福岡まで全国12店舗)、CLUB JTオンラインショップ、JT公式Ploom楽天市場店、PayPayモール店などで実施中だ。

「より多くのお客様に、『プルーム・エックス』シリーズをお愉しみいただきたい」とJTはキャンペーンの趣旨を説明する。

webbusiness20220914ploomx-2.jpg

対象商品は「Ploom X」の「スレートグレイ」「シルバー」。メーカー希望小売価格3,980円(税込)が特別価格1,980円(税込)に

加熱式たばこは、従来の紙巻たばこと異なり、1つのモノを買うだけでは体験が完結しない。シリーズとして愉しんでもらうためには、デバイスとたばこスティックの両方が必要だ。消費者側としても「まずはデバイスが必要」となるわけで、紙巻たばこを吸ってきた喫煙者にとっては、そこが1つのハードルでもあった。

それが今回、加熱温度の緻密なコントロールに加え、空気の流れに着目した新発想の加熱技術「HEATFLOW」を搭載した高温加熱型の「Ploom X」を半額で買えるのだから、ハードルを越える大きな動機付けになりそうだ。

昨夏の発売以来、「吸い応えが向上した」「約5分間無制限で吸えるのがいい」「掃除が不要で便利」などと、好評を博してきた。たばこスティックも多様なラインナップが用意され、多様な嗜好に応えている。「Ploom X」の販売数量、市場シェアは伸長し続けており、実際、喫煙所で見掛ける愛用者も増えてきた。

人気の商品と、「半額」の破壊力。この2つが合わさったキャンペーンで、「Ploom X」愛用者はさらに増えるかもしれない。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

IMF、世界成長率を下方修正へ 金融支援需要は最大

ビジネス

米2月PCE価格指数、0.4%上昇に伸び加速 利下

ワールド

レバノン国連平和維持要員への攻撃を非難、EUと63

ワールド

エネルギー市場の深刻なストレス低下の公算、米イラン
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポケモンが脳の発達や病気の治療に役立つかも
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 6
    戸建てシフトで激変する住宅市場
  • 7
    高学力の男女で見ても、日本の男女の年収格差は世界…
  • 8
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 9
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 10
    「嬉しすぎる」アルテミスII打ち上げのNASA管制室、…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 4
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 7
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 8
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 9
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 10
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中