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日本のレバレッジ規制はFXの「脅威ではなく恩恵」

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2022年4月26日(火)11時30分
酒井理恵

モーリー:日経平均株価やNYダウ、S&P500など世界の主要な株価指数が取引対象になるのですよね。

パトリック:正確には、CFDは「指数に連動した金融商品」のことで、例えば日経平均株価の値動きが予想通りなら利益を上げることができます。日経平均の算出元である225銘柄に投資するには莫大な資金が必要ですが、CFDなら少額から取引が可能です。レバレッジを効かせられる点はFXと同様の特徴です。今後はFX以外にもプラットフォームでできる取引を増やし、より多くの人にサービスを使ってもらえるようにするつもりです。

モーリー:日本では、金融庁によりFXの最大レバレッジは25倍に規制されています。海外よりも厳しいですが、弊害などはないのでしょうか。

パトリック:日本における規制は脅威どころかその逆で、全ての日本の業者に良い影響を与えると思います。過度にレバレッジを与えることを避け、より多くのトレーダーが長期にわたり取引を続けられることが、企業の持続性にもつながるからです。

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モーリー:持続可能性といえば、近年はESG(環境・社会・ガバナンス)の観点から金融市場に興味を持つ人も増えています。御社のESGへの取り組みについて教えてください。

パトリック:弊社が特に尊重しているのはSの要素、つまりダイバーシティです。管理職や正規雇用労働者における女性の割合の低さなど、日本には改善の余地が多々あると個人的に思います。弊社では次期社長に女性が就任する予定で、これは日本の証券会社では非常に稀なことです。ダイバーシティの実現が企業の意思決定にプラスに働くことは科学でも証明されています。単なるESGのプロセスではなく企業として持続性を高めるためにも、引き続き多様な人材の登用に取り組んでいきたいと思います。

モーリー:金融業界全体にも良い影響を与えそうですね。今後も御社のチャレンジを楽しみにしています。日本人はリスクを嫌う傾向がありますが、投資に限らず、様々なチャレンジをする人が増えるといいですね。

(写真・殿村誠士)

【概要】
商号等:ストーンエックス フィナンシャル株式会社
金融商品取引業:関東財務局長(金商)第291号
加入協会等:一般社団法人 金融先物取引業協会 会員番号1539 /日本証券業協会

外国為替証拠金取引(FX取引)、CFD取引及びオプション取引(以下、「すべての取引」といいます。)は、元本および収益が保証されているものではありません。FX取引及びCFD取引はレバレッジを利用して取引代金に比較して少額の証拠金で取引を行うために、相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、思わぬ損失が発生する場合があります。オプション取引の場合、予測と反対方向に外国為替市場が動き原資産価格がノックアウトレベルに達すると価値はゼロとなります。想定した前提と異なる場合や金利調整額、円転レートの変動により、口座残高がマイナスとなるリスクがあります

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