【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相場で人気の優良株から売られる落とし穴
初動売りが一巡すると、市場は次なる問いに直面します。それは、「この局面(イラン情勢)は短期か? 長期か?」。この答えが見えないほど不確実性は高まり、投資家は「何を持つべきか?」という基準でポートフォリオを見直し始めます。
ここで起きるのが選別です。任天堂やキーエンスのような人気株は、もともと期待で買われ、ポジションが積み上がっている分、利益確定の対象になりやすいのです。とくに任天堂は、直前の上昇で短期資金が積み上がっていた点も重要です。新作ソフト「ぽこ あ ポケモン」の好調を背景に短期資金が流入したことで、株価は急上昇していました。
こうして、「売れるものを売る」から「利益確定で売る」に変わり、さらなる売りが続きました。
■優れた株ほど真っ先に売られる
一方、このときに買われたのは、日本郵船<9101>や商船三井<9104>などの海運株、また、INPEX<1605>などの資源株でした。地政学リスクを収益に取り込める銘柄に資金がシフトしたのです。
「期待を売って、現実を買う」。今回の相場はそんなふうに表現できるでしょう。
任天堂と同様にリスクオフ局面で売られやすい銘柄の代表が、キーエンスです。高収益・高成長で評価されている優等生。さらには流動性も高く、含み益も厚い。言い換えれば、「もっとも現金化しやすい優良株」なのです。
不確実な相場では、「大型の人気優良株」が必ずしも安全とは限らないのが株式相場の難しさです。もっとも優れた株が、真っ先に売られる。任天堂とキーエンスはその象徴でした。
■金利レバレッジとオイルマネーの変化
今回の局面では、金利の影響も無視できません。イラン情勢を受けて、原油価格の高騰からインフレ懸念、さらに金利上昇観測へとつながる中で、高PERのグロース株は理論的に株価が押し下げられやすくなります。任天堂の下げは、こうした構造も重なっていました。
また、原油価格の上昇は、産油国の政府系ファンド(いわゆる「オイルマネー」)の資産配分にも変化をもたらします。エネルギー資産の比率が自然と高まり、ポートフォリオの再配分として、グロース株の比率を引き下げる動きが生じやすくなるのです。
近年の中東ファンドは海外株から国内や実物資産へ軸足を移す動きがあり、こうした構造変化も重なって、エンタメ株には資金が向かいにくい環境でした。任天堂に加えてソニーグループ<6758>や東映アニメーション<4816>も売られ、IP企業は売り圧力を受けやすい位置にあったのです。
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