石油タンカー、ホルムズ海峡を回避 米の封鎖控え
ホルムズ海峡を示す地図と石油パイプラインのイメージ写真。3月23日に撮影。REUTERS/Dado Ruvic/Illustration
Florence Tan
[シンガポール 13日 ロイター] - 週末に行われた米国とイランの戦闘終結に向けた協議が決裂し、米国が13日からホルムズ海峡を封鎖すると表明したことを受け、石油タンカーが同海峡を避けて航行していることが海運データで明らかになった。
トランプ大統領は12日、米海軍がホルムズ海峡の封鎖を開始すると表明した。nL6N40V04J
米中央軍は、米東部時間13日午前10時(日本時間午後11時)から、イランの港に出入りする全ての船舶に対する封鎖措置を実施すると発表。アラビア湾およびオマーン湾に面する全てのイランの港湾を含め、同国の港湾および沿岸地域に出入りする全ての国の船舶に対して実施するとした。nL6N40V06Z
イラン以外の港湾とホルムズ海峡を往来する船舶の航行の自由を妨げることはないとも述べ、封鎖開始前に正式な通知を通じて商船関係者に追加情報を提供する方針を示した。
イランの革命防衛隊は12日の声明で、海峡に接近する軍艦は停戦協定違反と見なされ、断固とした厳しい措置が取られると警告した。
LSEGとケプラーのデータによると、12日はパキスタン船籍のタンカー2隻がペルシャ湾に入った。うち1隻は13日にアラブ首長国連邦(UAE)に向かい原油を積み込む予定で、もう1隻は精製品を積み込むためクウェートに向かう。
ベトナム向けのイラク産原油を積み込むため12日にホルムズ海峡を通過してペルシャ湾に入ろうとしたマルタ船籍の大型原油タンカー(VLCC)はその後引き返し、現在はオマーン湾付近に停泊している。





