ニュース速報
ワールド

ロシアはキューバ見捨てず、エネルギー問題支援継続へ=外務次官

2026年04月10日(金)14時29分

写真はロシア船籍の石油タンカー「アナトリー・コロドキン」。キューバのマタンサス湾で3月撮影。REUTERS/Norlys Perez

[10日 ロイ‌ター] - ロシアのリャブコ‌フ外務次官は10日、同国はキュー​バを決して見捨てず、米国による事実上の石⁠油禁輸措置に起因​するエネルギー問題解決への支援を続ける意向だと述べた。訪問中のキューバ首都ハバナで開いた会見の発言を、ロシアの複⁠数の通信社が伝えた。

報道によるとリャブコフ氏は、先月ロシアがキュ⁠ーバ​に大量の石油を積んだタンカーを航行させたことに言及して「最近数週間の両国関係における出来事により、米国によるキューバへの違法かつ断固として容認できない封鎖か⁠ら生じている最も困難な問‌題への解決策を見つけるため、われわれは前⁠進し⁠ていくと確信している」と語った。

その上で「われわれがキューバを決して裏切ることはない。それは論外で、キューバを孤立させること‌はできない」と明言した。

リャブコ​フ氏‌は、キューバのエ⁠ネルギー需要​を満たすことは優先事項だとも説明。「次のステップがどのようになるかを語るには時期尚早だが、われわれの供給が(今回のタンカーに)積まれ‌ていた分だけに限定されないことは明確だ」と付け加えた。

一方リャブ​コフ氏は、米国が何を⁠言おうがロシアは西半球にある自国の権益を放棄するつもりはないと強調した。

「ロシア​が西半球から手を引く計画はない。米国はこの地域からロシアと中国を追い出すという考えに取りつかれている」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

良品計画、今期純利益予想を上方修正 市場予想上回る

ビジネス

TSMC、第1四半期35%増収 AI需要追い風に市

ビジネス

ブラジルの強制労働リストからBYD除外へ、裁判所が

ワールド

韓国・ポーランドが13日に首脳会談、防衛協力拡大な
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡散──深まる謎
  • 4
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 5
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 6
    戸建てシフトで激変する住宅市場
  • 7
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 8
    高学力の男女で見ても、日本の男女の年収格差は世界…
  • 9
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 10
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 4
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 7
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中