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米LNG事業遅延も、中東情勢巡る供給混乱で=フリーポートLNG

2026年03月26日(木)10時39分

フリーポートLNGのマイケル・スミス最高経営責任者(CEO)。2025年3月、米テキサス州ヒューストンで撮影。REUTERS/Kaylee Greenlee

Curtis Williams

[ヒ‌ューストン 25日 ロイ‌ター] - 米国の液化天然ガス(LNG)​会社フリーポートLNGのマイケル・スミス⁠最高経営責任者(CEO)​は25日、中東地域の紛争に伴う供給混乱により、米国のLNGプロジェクトに遅れが生じる可能性があるとの⁠見方を示した。

エネルギー業界の年次国際会議「CERAWeek(セラウ⁠ィー​ク)」で、紛争の影響は石油・ガスのサプライチェーン(供給網)にとどまらず、LNGプラント建設に必要な製造設備に使用される鉄鋼や部品といった主⁠要資材にも及ぶ可‌能性があると述べた。

米国のLNG開発業者は紛⁠争前⁠から人手不足や建設コストの上昇などを背景に、すでにインフレ圧力に直面していたとも指摘。コストが上‌昇する中、フリーポートLNGとし​ては1mmBtu(100万英‌熱量単位)当⁠たり3ドルの​液化手数料を確保できなければ、計画中の第4トレインの建設を進めないと述べた。

スミス氏は欧州の買い手がスポット市場‌から一時的に撤退し、アジアへの供給を増やすことで同地​域の価格上昇⁠圧力を緩和すべきだと提案した。また、紛争が長期化すれば欧州が冬季​に備えて供給確保を図るため、6月と7月のLNG価格は17ドル/mmBtuを上回る可能性があると述べた。

イラン情勢緊迫前は10ドル/mmBtu前後で推移していた。

ロイター
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