英利下げ時期6月に後ずれ、BofA イラン情勢で見通し不透明
3月13日、BofAグローバル・リサーチは12日付のリポートで、イングランド銀行(英中央銀行)の利下げ時期について、これまでの3月と9月から6月と9月に変更した。写真はイングランド銀行。ロンドンで2025年8月撮影(2026年 ロイター/Corey Rudy)
[13日 ロイター] - BofAグローバル・リサーチは12日付のリポートで、イングランド銀行(英中央銀行)の利下げ時期について、これまでの3月と9月から6月と9月に変更した。イラン情勢を受けたエネルギー価格上昇でインフレリスクが再燃し、英中銀の政策見通しが不透明になったと指摘した。
英中銀は2月に政策金利を据え置いたが、インフレ率が4月に2%の目標付近まで低下すると予想していた。しかし、2月末に始まったイラン紛争で原油価格が高騰しインフレ懸念が台頭した。
BofAグローバル・リサーチは「エネルギー価格が4月までに反転すれば利下げが早まる可能性があるが、紛争が長期化すれば利下げがさらに遅れ、今年の利下げ回数が減るリスクがある」と指摘した。金融引き締めはなおハードルが高く、英中銀は緩和姿勢を維持するだろうが、不確実性の高まりを強調すると述べた。
英中銀の政策決定では成長下振れリスクと労働市場の悪化が重要な要因だとし、「追加緩和は今後一段と微妙な判断となる」と指摘した。
ゴールドマン・サックス、スタンダード・チャータード、モルガン・スタンレーも今週、利下げ時期の予想を先延ばしした。





