中東各地で攻撃、ホルムズ海峡などで商船被害 情勢緊迫続く
写真は爆撃されたベイルートの現場。3月11日、レバノンのベイルートで撮影。REUTERS/Emilie Madi
Parisa Hafezi Alexander Cornwell Phil Stewart
[ドバイ/テルアビブ 11日 ロイター] - イスラエルでは11日未明、イランのミサイルが飛来し、住民は複数回にわたり防空壕への避難を強いられた。イスラエル軍は、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ掃討でベイルートに新たな攻撃を実施した。2月28日の米・イスラエルのイラン攻撃に端を発した中東の紛争は12日目を迎えたが、範囲が広がり終息の兆しは見えない。
イスラエルでは空襲警報が鳴り響く中、防空システムの迎撃の爆発音が響いた。着弾の有無は不明。
レバノン国営メディアによると、イスラエルは11日、ベイルート中心部にある集合住宅建物を標的とした攻撃を実施した。
イラン軍報道官は11日、攻撃の精度と効果を最大化するためとして「米国・シオニスト(イスラエル)の隠れ場所」を知らせるよう地域諸国とイスラム教徒に呼びかけた。住宅地域への米国・イスラエルの攻撃に対して報復するとも表明した。イランのイラバニ国連大使は、先月28日以降、米・イスラエルの空爆で65の学校・教育機関や約8000戸の住宅を含む約1万の民間施設が破壊されたと10日に指摘した。
ホルムズ海峡などでは商船に飛翔体が飛来し損傷を受けたとの情報がある。英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は11日、ホルムズ海峡で貨物船が飛翔体の直撃を受け火災が発生したため、乗組員が避難し支援を要請したと明らかにした。アラブ首長国連邦(UAE)沖のコンテナ船も飛翔体で損傷を受けたという。





