中東の緊張持続ならブレント原油は120ドル台も=バークレイズ
バークレイズのロゴ。1月7日撮影のイメージ写真。REUTERS/Dado Ruvic/Illustration
[6日 ロイター] - 英金融大手バークレイズは6日、中東紛争がさらに2、3週間長引けば、北海ブレント原油先物が1バレル=120ドル台に達する可能性があるとの見方を示した。「リスクはこうした価格水準が現実となったロシアのウクライナ侵攻時よりも大きい」とした。
米・イスラエルとイランの紛争拡大に伴ってホルムズ海峡が事実上の閉鎖に追い込まれて中東原油の供給が滞ったため、原油価格は急激に跳ね上がっている。
ホルムズ海峡を通過するタンカーは世界の原油・液化天然ガス(LNG)供給の約5分の1を担っており、イランが通過する船舶を攻撃すると脅してから混乱が生じていた。
バークレイズによると、中東湾岸のタンカー上で足止めされている原油は紛争が始まってから約8500万バレルに達しており、価格リスクは依然として上振れ方向に傾いている。
バークレイズは「イラクとクウェートは既に生産停止が生じており、いずれアラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビアまで広がる可能性がある」と指摘。発生確率が10%の極端なシナリオでは、ブレント原油が今月末までに1バレル=150ドルに達する可能性もあると示唆している。





