ニュース速報
ワールド

金価格は続落、地政学的リスク緩和やドル上昇で

2026年02月17日(火)13時51分

写真は金の延べ棒。2月5日、エジプトのカイロで撮影。REUTERS/Amr Abdallah Dalsh

Pablo Sinha

[‌17日ロイター] - 17‌日の貴金属市場で金が続落し​ている。投資家が18日に公表される米連邦公開市場⁠委員会(FOMC)の1​月議事要旨を待つ中、イランやロシアの地政学的な緊張緩和やドル上昇が下落要因となった。

金現物は一時1%下落し、0345GMT(日本時間午後12⁠時45分)時点で0.8%安の1オンス=4953.90ドル。米金先物4月物は1.5%安の4972.⁠90ド​ルで取引された。

テイスティーライブのグローバルマクロ責任者、イリヤ・スピバック氏は「(地政学的)リスクがそれほど拡大しているようには見えないため、(金価格は)あまり大きく動い⁠ていない」とし、FOMC議事要旨の‌ほか、連邦準備制度理事会(FRB)の考え方のヒ⁠ン⁠トになる情報が重視されるだろうと述べた。

トランプ米大統領は16日、スイスのジュネーブで17日に開始予定の核問題を巡るイランと米国の協議に‌自身が「間接的に」関与すると明らか​にし‌、イランは合⁠意を望んでいると​確信していると述べた。

また、ウクライナとロシアは米国の仲介による3回目の和平協議を17─18日にスイス・ジュネーブで行う。ロシア大統領府は今回の協議に‌ついて、主な争点である領土問題に焦点が当てられる可能性が高いと述べ​ている。

ドル指数は0.⁠2%上昇。スピバック氏は「(金価格の)直近のレンジ上限は5120ドル近辺だが、次の本格的な目標​は5600ドル近辺の高値圏回復で、その後は史上最高値を目指す展開となる」と予想した。

銀現物は1.6%安の75.33ドル。一時は3%超下落した。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ホルムズ海峡付近で3隻に飛翔体、タイ船の火災で3人

ビジネス

IEA、最大規模の石油備蓄放出勧告へ 計4億バレル

ワールド

イラン、米・イスラエル関連の域内経済・銀行拠点をを

ワールド

市場変動が経済への衝撃増幅も、さまざまなシナリオ検
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開された皇太子夫妻の写真が話題に
  • 4
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 5
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 6
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 7
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目…
  • 8
    人間ダンサーを連れて「圧巻のパフォーマンス」...こ…
  • 9
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 10
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 4
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 5
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 6
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 9
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 10
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中