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五輪=CAS、「追悼ヘルメット」のウクライナ選手の訴え棄却

2026年02月14日(土)02時51分

写真はスケルトン男子ウクライナ代表のウラジスラフ・ヘラスケビッチ選手の追悼ヘルメット。10日撮影。REUTERS/Leonhard Foeger

Giancarlo ‌Navach Karolos Grohmann

[ミラノ 13日 ロイ‌ター] - ミラノ・コルティ​ナ冬季五輪のスケルトン男子ウクライナ代表⁠ウラジスラフ​・ヘラスケビッチ選手(27)がロシアとの戦争で戦死したアスリートを描いた「追悼ヘルメット」着用を巡り失格処分⁠になった問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は13日、同選手の訴⁠えを​棄却した。

これを受けて同選手はロイターに対し、「CASに失望した。次のステップを検討する」と述べた。

CASはこの件について約8時間にわたり審理。CASのマシュー・⁠リーブ事務総長は審理後に‌発表した声明で「CASの臨時仲裁部は申立⁠て⁠を棄却した。オリンピックでは表現の自由が保障されているものの、競技の場(フィールド・オブ・プレー)では認められな‌いと判断した。これは神聖な原則​だ‌」とし、選手⁠の表現の自由に​関する国際オリンピック委員会(IOC)の指針は公平との見解を示した。

ヘラスケビッチ選手は戦死者が描かれたヘルメットを着用して大‌会に出場する意向を示していたが、国際ボブスレー・スケルトン​連盟(IBSF)の審判団が⁠12日、規則に違反するとして失格を発表。同選手が処分の取り消しを求めてCASに​提訴していた。

ヘラスケビッチ選手は競技への復帰、もしくは少なくともCASの監督下での競技への参加を求めていた。

ロイター
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