米地裁、公衆衛生助成金の削減差し止め 民主党州で政権が計画
米イリノイ州シカゴの連邦地方裁判所は12日、民主党が主導する4州への公衆衛生助成金を6億ドル削減するトランプ政権の計画を一時的に差し止める判断を下した。写真はトランプ大統領。ホワイトハウスで1月撮影(2026年 ロイター/Nathan Howard)
Dietrich Knauth
[12日 ロイター] - 米イリノイ州シカゴの連邦地方裁判所は12日、民主党が主導する4州への公衆衛生助成金を6億ドル削減するトランプ政権の計画を一時的に差し止める判断を下した。
地裁のマニッシュ・シャー判事は、資金削減が連邦政府の移民取り締まりへの反対姿勢を理由とした報復だと主張するカリフォルニア州、コロラド州、イリノイ州、ミネソタ州が訴訟で勝利する可能性が高いと述べた。
地裁判断により、審理が行われる14日間、連邦政府は争点となっている資金削減を進めることができない。
11日に起こされたこの訴訟は、疾病対策センター(CDC)を通じて管理される助成金の保護を求めている。この資金は健康への脅威の監視、疾病発生への対応、公衆衛生上の緊急事態への備えに充てられている。
影響を受けるプログラムにはエイズウイルス(HIV)感染予防・監視支援事業も含まれる。
CDCの支出を監督する厚生省はコメント要請に即座に応じなかった。
トランプ大統領は、民主党主導の州への資金提供を繰り返し停止しようとしてきたが、その試みは下級審で阻止されている。





