カンボジア当局が約200カ所の詐欺拠点封鎖、173人を重大犯罪容疑で拘束
カンボジア政府でオンライン詐欺対策委員会のトップを務めるチャイ・シナリット氏は、ここ数週間の摘発を通じて約200カ所の詐欺拠点を封鎖したと明らかにした。写真は10日、カンボジア・カンポット州で撮影(2026年 ロイター/Soveit Yarn)
[カンポット(カンボジア) 11日 ロイター] - カンボジア政府でオンライン詐欺対策委員会のトップを務めるチャイ・シナリット氏は、ここ数週間の摘発を通じて約200カ所の詐欺拠点を封鎖したと明らかにした。
同氏は今週首都プノンペンでロイターの取材に応じて「目下封鎖した拠点は190カ所前後だ」と語った後、ベトナム国境近くのカンポット州にある大規模拠点の視察に向かった。
同氏によると、これらの拠点で活動していた重大犯罪容疑者173人を拘束し、一連の摘発を開始した2025年終盤以降に働かされていた1万1000人を母国に送還したという。
カンボジアを拠点とする大規模詐欺組織については、米国が中国生まれの詐欺組織トップを起訴し、中国がこの人物を拘束して米国に引き渡したことで、カンボジア当局による大規模な摘発につながった。
それ以後に、数千人の詐欺従事者が拠点から脱出し帰国を求めており、国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルはこれを「人道危機」と強調している。





