タイ中銀、外貨収入の本国送金規制を緩和 バーツ高対策
タイ中央銀行は20日、バーツ高圧力を緩和するため、外貨収入の本国送金(レパトリエーション)規制を緩和したと発表した。写真はタイ中央銀行のロゴ。2025年1月撮影(2026年 ロイター/Chalinee Thirasupa)
[バンコク 20日 ロイター] - タイ中央銀行は20日、バーツ高圧力を緩和するため、外貨収入の本国送金(レパトリエーション)規制を緩和したと発表した。
1取引当たりの基準額を従来の100万ドルから1000万ドルに引き上げた。
タイ中銀によると、1000万ドル未満の取引は、タイの輸出総額の約92%を占める。
今回の措置により、従来よりも多くのドル建て収入をバーツに換えずに保有できるようになるため、バーツ高圧力の緩和につながる。
バーツは年初来、対ドルで約1.3%上昇し、アジア通貨の中で最も高い上昇率を記録している。昨年は対ドルで約9%上昇した。
中銀は、今回の規制緩和について、為替の安定に寄与するほか、国際送金コストの低下、企業による外貨建て収入・支出管理の柔軟性向上につながると説明した。
中銀は、バーツ高圧力を緩和する目的で、バーツ建てのオンライン金取引に上限を設けることも検討していると明らかにした。
中銀の公聴会資料によると、オンライン・プラットフォームを通じた金取引について、1ユーザー・1プラットフォーム当たりの1日の上限を2000万─1億バーツ(約64万3915ドル─322万ドル)に設定する案を提示している。一部例外を設ける方針だという。





