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パリ同時多発攻撃から10年、仏大統領らが追悼式へ

2025年11月13日(木)13時36分

11月13日のパリ同時多発テロから10周年を記念し、フランス国旗の青、白、赤でライトアップされたエッフェル塔(フランス・パリ、2025年11月12日)。REUTERS/Abdul Saboor

Elissa Darwish Ingrid Melander

[パリ 13日 ロイター] - フランスは13日、2015年のパリ同時多発攻撃から10年目を迎える。13日午前11時30分(GMT10時30分)から追悼式が実施され、マクロン大統領や当局者、生存者、犠牲者の親族らが参加する。

この事件では過激派組織「イスラム国」(IS)がカフェやレストラン、バタクラン劇場を攻撃し、130人が死亡した。生き残った人々の多くが今なおトラウマを抱えている。

死者数は第二次世界大戦以降にフランスで発生した攻撃として最多に上り、国民の心に深い傷を残した。これを機に緊急治安対策が強化され、その多くは現在、法律に組み込まれている。

バタクラン劇場攻撃の生存者で、被害者支援団体の副代表を務めるカトリーヌ・ベルトラン氏は「永遠の傷が残ったというのが全員の思いだ。全員が深いトラウマを受けた。犠牲者と、その愛する人々に思いを致さずにはいられない」と語った。

ロイター
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