台湾経済、今年6％近く成長する可能性＝統計当局トップ

　台湾行政院（内閣）主計総処トップの陳淑姿・主計長は１３日、人工知能（ＡＩ）ブームの恩恵を受ける中、今年の台湾経済は６％近い成長を遂げる可能性があると述べた。台北の地下鉄駅で１１日撮影(２０２５年　ロイター/Ann Wang)

[台北 １３日 ロイター] - 台湾行政院（内閣）主計総処トップの陳淑姿・主計長は１３日、人工知能（ＡＩ）ブームの恩恵を受ける中、今年の台湾経済は６％近い成長を遂げる可能性があると述べた。

第３・四半期の域内総生産（ＧＤＰ）は前年同期比７．６４％増とエコノミスト予想の６．０％増を上回り、主計総処は先月、通年見通しを５％以上に引き上げる道が開かれたとしていた。

陳氏は議員に対し、今年の経済成長率は５．５％を上回り、６％に近づく可能性があると述べた。

通年の最終予測と２０２６年の最新予測は１１月２８日に正式発表される。