米アトランタ連銀総裁、任期満了で来年2月退任 初の黒人トップ
南アフリカ準備銀行(中央銀行)の会議で講演するボスティック総裁。2023年8月撮影。REUTERS/Esa Alexander
Howard Schneider
[ワシントン 12日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁(59)は12日、任期満了となる2026年2月28日に退任することを明らかにした。経済的平等と社会正義を重視する姿勢を示してきた8年半の在任期間に幕を下ろすことになる。米連邦準備理事会(FRB)からタカ派幹部が去るのはボスティック総裁で今年2人目となる。
ボスティック氏は12地区連銀で初の黒人、かつ同性愛者であることを公表した総裁。定年より数年早い退任は予想外だった。
パウエルFRB議長の後任選びを来春に控える中、トランプ大統領はクック理事の解任要求などを通じ、FRB再編を試みる動きを見せている。同氏の後任選出のため、選考委員会が設置される予定となっているが、選出プロセスが通常より複雑になる可能性もある。
連銀総裁はトランプ氏が選任するわけではないが、任命にはFRB理事会の承認が必要となる。
ボスティック氏は声明で「この8年半、アトランタ連銀を率いてきたことは、私にとってこの上ない名誉であり特権だった」と言及。「私の在任期間中に、全ての人に機能する経済という目標をより実現に近づけられたことを誇りに思う。次の章では、この大胆なビジョンを推進させる新たな方法を見つけていきたい」と述べた。





