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原油先物は横ばい、需要減退と供給過剰がなお圧迫

2025年11月06日(木)11時09分

 6日序盤の原油先物価格は横ばい。石油ポンプジャックの資料写真。ロシア・タタールスタン共和国アルメチエフスク郊外で2023年6月撮影(2025年 ロイター/Alexander Manzyuk)

Katya Golubkova

[東京 6日 ロイター] - 6日序盤の原油先物価格は横ばい。需要減退と世界的な供給過剰が引き続き市場を圧迫する中、前営業日は2週間ぶりの安値で終えていた。

0127GMT(日本時間午前10時27分)時点で、北海ブレント先物は0.02ドル(0.03%)高の1バレル=63.54ドル。米WTI先物は横ばいの59.60ドル。

JPモルガンの顧客向けノートによると、今年に入ってから11月4日までの世界の石油需要は日量85万バレル増と、予測の同90万バレル増を下回った。「米国の石油消費は依然として低迷している」という。

米エネルギー情報局(EIA)は先週の米原油在庫が520万バレル増の4億2120万バレルになったと発表。予想の60万3000バレル増を上回ったことを受け、前営業日に原油価格は下落した。

キャピタル・エコノミクスはノートで「原油価格の下落圧力が広がり、2025年末までに1バレル60ドル、26年末までに同50ドルとするわれわれの予想が支持されると考えている」と述べた。

ロイター
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