LNG生産能力が記録的拡大へ、価格抑制し需要喚起=IEA報告書
国際エネルギー機関(IEA)は27日公表した天然ガスの中期見通し報告書「ガス2025」で、2030年にかけて液化天然ガス(LNG)の生産能力が過去最高ペースで拡大し、世界的に供給安全保障が強まって価格圧力が和らぐとの見通しを示した。写真は同機関のロゴ。2023年12月、パリで撮影(2025年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
[27日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は27日公表した天然ガスの中期見通し報告書「ガス2025」で、2030年にかけて液化天然ガス(LNG)の生産能力が過去最高ペースで拡大し、世界的に供給安全保障が強まって価格圧力が和らぐとの見通しを示した。
報告書によると、米国とカタールを中心にLNGの輸出能力は30年までに年間3000億立方メートル増える。これはLNG供給が30年までに正味年間2500億立方メートル増える可能性を意味し「予想外の障害がない限り、今後数年間で価格は下落し需要拡大を招くだろう」と予想した。
IEAは、22年のロシアによるウクライナ侵攻が供給ショックを引き起こして以降、世界市場は徐々に均衡を取り戻しつつあるものの、価格は過去の平均を上回り続け、需要を抑制していると説明した。
IEAの基本シナリオでは、天然ガス需要は24年から30年にかけて年間1.5%増加する。増加分の半分はアジア太平洋地域、30%は中東からもたらされる見通しだ。サウジアラビアなどの国々は電源を石油からガスに切り替えつつある。
IEAの貞森恵祐エネルギー市場・安全保障局長は声明で、今後の大幅なLNG供給拡大が「世界のガス市場に一定の安心感をもたらすだろう」と予想した上で、地政学的な緊張の高まりと経済の不透明感を踏まえれば「慢心は許されない」とくぎを刺した。
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