OPECプラス、12月に小幅増産へ 日量13.7万バレル拡大=関係筋
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、12月の会合で小幅な増産を行う方向に傾いている。2024年11月撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)
Ahmad Ghaddar
[ロンドン/モスクワ 27日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、12月の会合で小幅な増産を行う方向に傾いている。4人の関係筋が明らかにした。
うち2人は、OPECプラスの有志8カ国は11月2日に開くオンライン会合で、12月の生産目標を日量13万7000バレル拡大することで合意する見込みだとした。残りの2人は見通しを明らかにしなかった。
「OPECプラス」は、制裁措置によりロシアが生産増加分の買い手を見つけることが困難になっているため、毎月の増産について合意するのがより困難になっていると感じている。
同グループは、原油市場を支えるために長年にわたり生産量を抑制してきたが、4月から減産解除を開始。一連の毎月の増産計画により、生産増加分は目標ベースで日量計270万バレル超に達している。





